家庭菜園でモロッコインゲンを育てているけど、採っても採ってもどんどん実るのよね。毎日のように料理しているけど、ご近所さんが「ささげ採れたからどうぞ」ってくれて見たらモロッコインゲン…食べ切る自信が無い…どうしよう。
うちも育ててますよ。本当に毎日どんどん実るから、モロッコインゲンの生命力すごいですよね。旬の野菜は栄養豊富で積極的に食卓に取り入れたい食材!
簡単で美味しいレシピをたくさんご紹介するので、たくさんあっても全部美味しく食べきれますよ♪
北海道の夏の野菜はたくさんありますが、家庭菜園で人気の野菜でもあるモロッコインゲン。
北海道では平たいインゲンをささげと呼んでいます。ささげとモロッコインゲンは別だという説と、同じであるという説がありますが、どちらも同じように料理できて美味しいのでここでは特に区別せずにご紹介しています。
モロッコインゲン・ささげはサヤエンドウのように筋を取る必要はないし、端の固いところ以外は丸ごと食べられるので、下処理も楽ちん!
煮る、焼く、蒸す、揚げる色々楽しめますが、今回は簡単で美味いメイン、副菜、作り置きのレシピをご紹介します。
旬で栄養たっぷりのモロッコインゲン・ささげを食卓に取り入れて、健康的で美味しい食生活を送りましょう!
モロッコインゲン・ささげとは?
さっと炒めたり茹でるとシャキシャキとした歯応えが楽しめて、しっかり煮込むとくったり柔らかな食感を楽しめます。
円筒形のさやいんげんと比べるとモロッコインゲン・ささげの方が甘みがあり、さっと茹でればサラダにもできる色々な料理に使える野菜です。
そして嬉しいことに、野菜ですから低カロリーで食物繊維量が多く豆類なのでミネラルやアミノ酸が豊富に含まれています。
子育てしていると一度は聞いたことがあるビタミンKをたくさん含んでいますし、アスパラで有名なアスパラギン酸もたっぷりなので夏にはぴったりの野菜です。
夏の暑い時期には料理をするのも火を使うと暑いので簡単にしてしまうことが多いですが、そうめんと一緒に食べるとか、ちょっと作っておいたモロッコインゲン・ささげのおかずを添えるだけで栄養たっぷりの献立になりますよ!
モロッコインゲン・ささげレシピ
無限に楽しめるモロッコインゲン・ささげですが、色々作ってみて簡単で美味しいレシピをご紹介!
どれも美味しくて、夏以外もスーパーで買って作ってしまうほどですよ!ささげではなく、レシピでは全国で一般的に呼ばれているモロッコインゲンでご紹介します。
モロッコインゲンの卵炒め
ただの卵とじではなく、隠し味(?)にツナ缶を使います。卵とモロッコインゲンだけだとさっぱりですが、ツナ缶を入れることによりコクが出てご飯のお供にバッチリですので、ヘルシーなメイン料理になります。
【材料】
モロッコインゲン…2つかみ ツナ缶(油使用タイプ)…1缶 卵…小さじ1杯 油…適量
醤油…大さじ2杯 みりん…大さじ2杯
【作り方】
①モロッコインゲンを洗って、端の固い部分を切り落とし、斜め細切りにする。
※細く切ると火が通りやすく、小さな子でも食べやすいです。太めに切るとシャキシャキの歯応えが楽しめますので、お好みのサイズで切ってください。
②卵を割って溶いておく。フライパンに油を入れて熱する。温まったらモロッコインゲンを入れて全体に油が回るように混ぜ、ツナ缶を汁・油ごと入れて混ぜる。
③醤油、みりんを2に入れ全体に行き渡らせる。お好みの火の通り具合になったら溶いておいた卵を入れる。(必要であれば油を適量追加してください。)
④卵がお好みの硬さになったら、必要であれば塩で味を整えて完成!
モロッコインゲンがたくさんあると仮定したレシピですので、モロッコインゲン・卵ともにお好みで量を変えてください。
醤油・みりんで味付けすると和風ですが、塩でシンプルな味付けにして食べる時に醤油、クレイジーソルトなどのハーブソルトでも、仕上げに鰹節をかけても、色々アレンジが効きますよ!
モロッコインゲンのクタクタ煮
副菜におすすめです。一度作っておくと、お弁当のあと一品に、そうめんのトッピングに、冷やしラーメンに、ご飯のおかずに、細かく切って卵焼きに混ぜたりと色々大活躍!我が家ではモロッコインゲンのメニューの一番人気です。大人はラー油をかけたり、一味唐辛子をかけるのもピリッとして美味しいですよ。
【材料】
モロッコインゲン…2つかみ 醤油…大さじ3杯 みりん…大さじ3杯
ごま油…大さじ1杯〜
【作り方】
①モロッコインゲンを洗って、端の固い部分を切り落とし、斜め細切りにする。
※細く切ると火が通りやすく、小さな子でも食べやすいです。太めに切るとシャキシャキの歯応えが楽しめますので、お好みのサイズで切ってください。
②お鍋に切ったモロッコインゲン、醤油・みりんを入れて火にかけます。焦げないように火を通し全体がクタクタになるまで火を通します。味が濃いめの方は水分がなくなるまで煮切る、調味料を増やす、塩で味を整えるなどお好みで!
※我が家ではクタクタになるまで煮るのが人気ですが、シャキシャキの歯応えで火を止めてもOKです。
③火を止めて粗熱が取れたらごま油を入れて完成。お好みでゴマをかけても美味しいです。
出来てすぐのアツアツでも食べられますが、冷めるときに味が染み込みます。煮るときに細切りにした油揚げを入れて煮込んでも美味しいですよ。
ごま油を最後に入れるのは香りを楽しむためです。調味料は良いものを選ぶと料理の味がグッと美味しくなりますので、ぜひごま油は圧搾法のものをおすすめします。圧力だけで油を搾りだす製法で栄養価が高く香りや旨味を感じやすいごま油です。
モロッコインゲンの肉巻き
シンプルゆえに美味しい。料理ってそんなものですよね。今回は丸ごとの長いまま使いますが、お好みのサイズに切ってお弁当のおかずにも!豚バラではなく、ベーコンで巻くと味がしっかりしてお弁当にぴったりです。
【材料】6本分
モロッコインゲン…12本 豚バラ肉…6枚 塩胡椒…適量
※塩胡椒はクレイジーソルトなどのハーブソルトなどでもOK!ベーコンの時はベーコンの塩味で良いかと思いますが、お好みでどうぞ。
①モロッコインゲンを洗って、水分を拭き取る。端の固い部分を切り落とす。
②2本セットで豚バラ肉で巻く。巻き終わったら塩胡椒を振る。他も同じように肉を巻き塩胡椒を振る。
③フライパンで焼く場合はフライパンに油を熱し、温まったら巻き終わりを下にして火にかける。焼き目がついたらひっくり返し、肉に火が通ったら完成。オーブントースターや魚焼きグリルでも出来ます。お肉に火が通って焼き目がついたら食べられます!
ベーコンで作る場合は爪楊枝で止めるなどしてください。
豚バラ肉で作る場合は食べる時にお好みで醤油をかけたり、マヨネーズ、柚子胡椒など色々楽しめますよ!
モロッコインゲン・ささげのまとめ
夏にどんどん採れるモロッコインゲン・ささげは栄養価が高く筋を取る必要はないし、端の固いところ以外は丸ごと食べられるので、下処理も楽ちんです!
今回は卵炒め、クタクタ煮、肉巻きを紹介しましたが、斜め細切りを長めにしてかき揚げにしたり、さっと茹でて細切りにしてマヨネーズで和えたり、ポン酢でサラダ風でもOKです。
旬で栄養たっぷりのモロッコインゲン・ささげを食卓に取り入れて、健康的で美味しい食生活を送りましょう!
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