うどって食事に行った時にあったら注文するけど、家で料理するのは
ハードル高そう。でも春になるとスーパーに並んでいて、気になる!
分かりますよ〜。
私は子どもの時に食べたことが無かったので、最初に家で料理をするときは
調べまくってそれだけで疲れちゃいました。笑
一度料理したらハードルも下がって気軽に楽しめる山菜です♪
3月から6月の旬の野菜として注目されている「うど」。
うどは丸ごと食べられるので、捨てる部分がありません。調理法を工夫すれば色々な部分を美味しく食べることができますので、実際に私が試してみた、うどを存分に味わえるレシピやアイデアをご紹介します。
うどを食卓に取り入れて、健康的で美味しい食生活を送りましょう!
『うど』とは?
うどは、ウコギ科の多年草です。ウコギ科と言われても私は全くピンときませんが、高麗人参がウコギ科だそうです。
北海道から九州の山野に生えている野生のものを「山うど」栽培されているものは「軟白うど」と呼ぶそうです。
山うどは硬い部分もありますが、お日様のエネルギーを受けて、香りや苦味が強く、山菜の魅力全開です。軟白うどはホワイトアスパラガスのように土を盛って食べやすく育てられた栽培種なので、うどの爽やかな香りは残しつつ、山うどに比べると苦味が少なめなので日々の食事に取り入れやすいです。
どちらも、若い茎は香りが高く、歯ざわりがよいので、古くから春の風味として親しまれてきました。俳句の季語にもなるくらいです。
外に雪が積もっていても、スーパーにうどが並ぶと春だなぁと思います。
うどの選び方
鮮度の見極め方は山うど、軟白うどどちらも、全体にうぶ毛が密についていて、茎が太めで、芽の先までみずみずしいものがおすすめです。
自分でうどを取りに行く時にも参考にしてみてくださいね。
うどの保存方法
陽の光に当たると硬くなるので、新聞紙などに包みます。
冷暗所であれば大丈夫ですが、冷蔵庫・野菜室だとより良いです。
たくさん頂いたなどで、長期に保存したい場合は、使う状態に切って下茹でした物を小分けしてラップに包み、ジップ付き袋に入れて空気を抜いて冷凍します。
うどの洗い方
栽培されているものも、野生のものも全体的に産毛があるので土などが付きやすいので表面はしっかり洗います。
下の切れ目のあたりに黒い皮や汚れなどがついている場合が多いので取り除きます。
また、茎が伸びて重なっている部分には土などが入り込んでいるので、私は外側の下の方にについている茎はパキッと外して洗っています。
穂先も汚れがつきやすいので注意して洗いましょう。
うど調理前の下処理
うどはゴボウや山芋と同様、切った部分が変色しやすいです。山菜はアク抜きして食べるものが多いですが、変色するのはポリフェノールの影響です。
変色してももちろん食べられるのですが、酢味噌あえなど見た目が綺麗な方が良い料理にする場合はアク抜きをすると変色を最小限に抑えることができます。
酢水にさらしてあく抜き
切ったらすぐに変色が始まるので、切る前に酢水を用意しましょう。
基本の作り方は、水400ccに酢小さじ1杯くらいです。さらす時間は10分程度です。
さらし過ぎると香りが飛んでしまい、食感も水っぽくなるので注意しましょう。
料理はひと手間を加えるとぐっと美味しく、見た目も綺麗になりますよね。しかし、私はほぼ全ての料理でアクを気にしないので、うどもアク抜きせずに切ってすぐきんぴらにしたり、皮ごと天ぷらにしてしまいます。笑
初級!うど(茎の部分)を生で食べる方法
うどといえば、天ぷらやきんぴらを思い浮かべる人が多いと思いますが、うどは生で食べられます。
〈うどスティック〉ディップを色々用意すると楽しいです♪
①洗って水気をキッチンペーパーなどで拭き取る。
②酢水を用意しておく。皮を剥いて食べやすい長さ、太さに切る。※穂先や皮は別な料理に使えるので痛みなどなく綺麗であれば、取っておきましょう
③酢水に10分さらす。
④味噌、マヨネーズ、お好みのドレッシングなどに付けて食べる。
うちは子ども達が仕込んだ手作り麦味噌につけて食べています。麦味噌は甘くて美味しいんですよ。生食の場合は苦味を取る、変色を防ぐために酢水につけています。
爽やかな香りと歯応えを楽しめます♪
千切りにしてハムやカニカマとマヨネーズで和えて
サラダ風でも美味しいですよ。
中級 うどのきんぴら風蒸し煮
- うど1本分の茎を皮を剥いて食べやすい大きさの短冊切りにする。アクが気になる場合は酢水にさらす。※レンジの場合は火の通りを均一にするため、茎のみを使用するのをお勧めします。
- 醤油、みりん、酒、各大さじ1をまぶし全体に行き渡るように混ぜ、600wのレンジで2分半加熱する。※お使いの電子レンジによって加熱時間は異なりますので、お好みの火の通り加減まで調整してください。
- 必要であれば塩で味を整え、胡麻油を大さじ1/2ほど全体に混ぜる。
- ごまを適量ふって完成!
〈蒸し煮にする方法〉
- うど1本分を食べやすい長さ、大きさに切る。(私は斜め薄切りにすることが多いですが、千切りでも、短冊切りでもOK。なるべく均一の大きさにするのがコツです。)※アクが気になる場合は酢水にさらす。皮や穂先が余っていたら入れてもOKです。穂先は食感の好みが分かれるのでご自分でご判断ください。
- 鍋に1のうどを入れて、醤油、みりん、酒、各大さじ1を加え、蓋をして中火にかける。
- 蒸し煮にして好みの固さになったら、火を止め、必要であれば塩で味を整え、胡麻油を大さじ1/2ほど全体に混ぜる。
- ごまを適量ふって完成!
ごまとごま油は最後に入れると香りが良くてお勧めです。
皮のみで作るうどのきんぴら
生で食べたり、皮を取り除いた場合のレシピです。これはしっかり炒めた方が美味しいですよ!
- うどの皮を食べやすい長さ、で千切りにする。
- フライパンに胡麻油を適量入れて加熱し、あたたまったら1を入れて炒める。
- しんなりしてきたら、醤油、みりん、酒を小さじ2ずつ加え、炒め煮にする。※調味料は1:1:1であればうどの皮の量に合わせて調整してください。
- 水分が飛んできたら、必要であれば塩で味を整え、ごまを適量ふって完成!
上級? うどの天ぷら
美味しい揚げ物のコツ!
①食材の大きさをなるべくそろえる
②しっかり水気を拭き取ってから衣をつける
③揚げている間は極力触らず放置
うどのまとめ
今回は、3月から6月の旬の野菜として注目されている「うど」を紹介しました。
うどは皮を剥いて茎の部分だけ食べるイメージの方もいらっしゃるようですが、丸ごと食べられるので、捨てる部分がありません。
調理法を工夫すれば丸ごと美味しくいただけます。
旬の野菜は栄養価も高く、子ども達が野菜について知るチャンスです。ぜひ、うどの魅力を味わってみてください!
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